術後のこと
手術後は経膣分娩をされた方と同じ頃に一ヶ月健診があります。
そこで経過良好であればひとまず終了となります。
術後の疼痛は一ヵ月健診時にはかなり軽減していますが、つっぱり感などは長いと半年くらい続くこともあります。
帝切後の次の出産を経膣分娩することをVBAC(vaginal birth after cesarean section)といいますが、最近のご時世では、VBACを行う施設の方が少くなりました。そのため一度帝王切開術を行ったら、次の出産も帝切となることが多いです。こうする理由は子宮破裂の可能性があるからです。VBACの100例に1つくらいの頻度で分娩中の子宮破裂が発生するというデータがあります。子宮破裂は想像通り大変な状況で母児共に死亡する可能性が高い状態です。そのため、患者さんも医療サイド側も無理せず反復帝切を行うという傾向にあるようです。(最近は訴訟も多いですからね・・・。)
帝切後に年子で妊娠が成立しても継続することはできますが、念のため1年くらいはゆっくりと子宮を休めることをおすすめしてます。
帝切は何回までできますか?とよく聞かれますが、特に決まっているわけではないのでご希望されるだけ妊娠されてかまわないかと思います。ただ、物理的に癒着の頻度はだんだん高くなって手術も困難となる・・・かもしれません。


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帝切の適応