子宮弛緩出血|2/2

子宮弛緩出血 2/2

子宮弛緩出血の症状は?

分娩直後は一般的に外出血としての出血が認められます。
特に痛みなどはありません。

出血量が多くなると、頻脈、血圧の低下、出血性ショックなどが出現します。 大きく膨らんだ、柔らかな子宮を腹壁を介して触れることが出来ます。

子宮弛緩出血の診断はどうするの?

ふにゃふにゃで大きな子宮を内診したときは診断が容易です。
会陰裂傷、頚管裂傷、子宮内反症、子宮破裂などを除外します。

子宮弛緩出血の治療はどうするの?

治療のポイントは超迅速な対応です。
出血がある一定の量を超えると血液が薄くなりなかなか止血しなくなるからです。

分娩後は出来るだけ早急に内診を行い、子宮が緩い状態であれば子宮内腔の遺残物などを除去し双手圧迫法を行います。 左手は子宮頚部から子宮体下部を膣内でつかみ、右手は母体腹壁から子宮底部を強く押さえ込み両手の間に子宮を挟み込む形にします。 通常の出血はこの方法でほとんどコントロールすることが出来ます。 収縮が不良な場合は子宮収縮剤を急速に点滴投与し、子宮収縮を促します。

これらの方法でも止血しないときは子宮内に大量のガーゼを充填させる方法や、回復により子宮へ流入する動脈を結紮する方法などがあります。 このような状態の時はすでに大量の出血があることがほとんどなので輸血も必要となります。





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