子宮内反症|1/2

子宮内反症 1/2

子宮内反症とは?

「分娩後に子宮体部が内側に反転して、子宮頚管内や膣内まで脱出した状態」のことを子宮内反症といいます。 と、言われてもなかなかイメージが湧きませんね。 靴下を脱いだ後に靴下が裏返ることがありますね。
子宮内反症とは分娩後の子宮が裏返った靴下のようになった状態です。
数千分娩に一例あるかないかのとても珍しい状態ですが、診断・治療が遅れると大量出血・ショックのため母体死亡に至る可能性があり、とても重要な病態なんです。

子宮内反症の種類

子宮内反症は子宮体部が「裏返る」程度や裏返った子宮がどの位体外に脱出するかでいくつかに分けられます。

・子宮圧痕もしくは子宮陥凹

 ほんの少し子宮底部が「凹んだだけの状態」。

・不全子宮内反症

 内反した子宮体部が子宮頚部まででとどまっているもの。

・完全子宮内反症

 内反した子宮が外子宮口を超えて、膣内まで脱出しているもの。

上から順に重症になってきます。

子宮内反症の原因

一般的には胎盤は自然に娩出されるものですが、自然に排泄されない場合は臍帯を軽く牽引し娩出を促します。 胎盤が子宮から十分に剥離する前に、臍帯を強く引っ張ると胎盤と一緒に子宮が牽引されることになります。 牽引力が強すぎると子宮内反症が発生する可能性があり注意が必要です。 自然に胎盤が剥離して娩出されるときも発症することもあります。





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