分娩所要時間

分娩所要時間

分娩はどの位で終わるのでしょうか?
初産婦さんと経産婦さんではどの位の違いがあるのでしょうか?
ここでは、分娩開始から赤ちゃん誕生までどの位の時間が必要なのかを説明します。

分娩の始まり

分娩の開始時期を厳密に決定するのは実は難しいことなんです。
分娩が終了してから、「だいたいあのくらいに分娩開始としよう」といった感じで決められることも多いです。

日本産科婦人科学会の定義では
「分娩の開始時期は陣痛が規則正しく発来し、胎児娩出まで続く陣痛で、陣痛の周期が10分以内または1時間に6回の頻度となった時点」

分娩が近づくと血性の分泌物(おしるし)や子宮頚管の開大が進みます。 自宅から病院までの距離などにもよりますが、一般的には陣痛間隔が初産婦さんで10分毎に、経産婦さんで15分毎くらいになったら連絡をいただき入院の準備をして受診して頂くことが多いです。 内診や陣痛の強さを評価し分娩開始かどうかを判断します。

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分娩所要時間(分娩にかかる時間)

初産婦さんと経産婦さんの場合は分娩の時間経過が全く違います。
一般的には経産婦さんの分娩は初産婦さんの約半分の時間で終了します。
もちろん中には二人目でも難産となり一人目の時よりも時間がかかる方や逆に一人目の時とは比較にならないほど早く分娩が終了する方もいらっしゃいますので、あくまで一般的な目安ということになります。

よく質問されることですが、二人目の出産は一人目の出産の週数よりも早いと思っている方が結構多いです。 これは「二人目は早く生まれる」という表現の受け止め方の違いかなと思います。 分娩開始から出産までの分娩所要時間は確かに短くなりますが、陣痛が始まる時期はその都度の妊娠で違ってきますので必ずしも早く生まれる傾向があるとはいいきれません。 経産婦さんでも予定日を超えることはよくあります。

一般的な分娩所要時間は初産婦さんで11〜15時間くらい、経産婦さんで6〜8時間くらいです。
初産婦さんでだいたい30時間を、経産婦さんでだいたい15時間を超えると遷延分娩としています。

分娩所要時間はその意味から3つに分けられます。

分娩第1期:分娩開始から子宮口全開大まで
分娩第2期;全開大から胎児娩出まで
分娩第3期;胎児娩出から胎盤娩出まで

これらは分娩所要時間を単純に三等分しているわけではありません。
大きな変化点としてちゃんと意味があります。





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