分娩第1期

分娩第1期

分娩第1期は分娩開始から子宮頚部が全開大するまでを指します。

分娩第1期の所要時間は初産婦さんで10〜12時間、経産婦さんで5〜6時間です。

陣痛が順調に強くなっている場合、子宮頚管は1センチ、2センチ、・・・・8センチ、9センチと同じ速度で開大してゆくわけではありません。 子宮頚管の開大速度は4センチまではじわじわとゆっくり開きますが、4センチを超えたあたりから、急速に開大してゆきます。

同時に展退もよくなってきます。
全開大(10センチ近くひらく)ころには子宮頚部は紙切れくらいの薄さににまで引き延ばされていますのでほぼ展退100%の状態になっています。

分娩所要時間の大半がこの分娩第1期であり、遷延分娩の原因の大半は分娩第1期の延長にあります。
分娩第1期が延長する理由として最も多いものが微弱陣痛です。

最初は10分毎に発来していた陣痛も順調に経過し、全開大近くになると2〜3分毎に発来し、持続時間も60秒くらい続くようになっています。

陣痛の痛みは子宮が収縮する痛みで、子宮全体や腰のあたりの痛みになります。
分娩の際の痛みは陣痛だけではなく、非常に硬い子宮頚管が開大して行く際の子宮頚管の痛みでもあります。
特に軟産道強靭症があると子宮頚管や膣が伸ばされる痛みが強くなる傾向があります。





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